青梅なひと

観光案内所スタッフのみなさん

青梅市観光協会

人の温かさと青梅の豊かさに触れる、青梅の玄関口

Profile

青梅駅前の観光案内所に勤める笹本さんと、荒井さん、そして福元さん。3人とも案内所から徒歩圏に住んでおり、市内に精通している。元ミス青梅で現青梅合唱連盟の副会長(笹本さん)、日本野鳥の会奥多摩支部の事務局長(荒井さん)、居酒屋ふくちゃんのママ(福元さん)、ユニークでパワフルな女性達がそれぞれのディープな青梅を教えてくれる。

人に触れる、あったかい”青梅”の観光案内所

観光案内所といえば、どのようなイメージを持ちますか?
パンフレットやバスや電車の時刻表があるところ、青梅や御岳のおすすめハイキングスポットや飲食店を聞けるところ、人の優しさにふれて嬉しくなって、また帰って来たくなるところ?

青梅観光案内所の答えは、どれも正解。
青梅観光案内所は、青梅市街地や周辺を知り、青梅の魅力をもっと色々な人に知って欲しい!という青梅愛と、人と接することがすきなパワフルな女性たちと出会えるあったかい場所なのです。

観光協会の早川さんも、「生まれ育って住んでいる人や、実際に住んでいる人じゃないと、飲食店の事や地域の事など色々わからないじゃないですか。だから、徒歩圏内に住んでいて、コミュニケーションが上手な三人の女性にお願いしているんです。」と。そんな素敵な3人の女性にお話を聞きました。

観光案内所ではどんな質問が多いですか?

荒井さん「初めて来た方が、ここに行くにはどうしたらいいですか、という質問が多いです。若い方の中には調べて来ていて補足の資料を探しに来る方はいらっしゃいますね。」

笹本さん「お昼時にはどこで食べたらいいですかっていう質問も多いかしら。『何処で私は何を食べたらいいの?』って。だから、少し遠くても良いか近くがいいか、今日の気分と、どのぐらい時間があるかを聞いて、お店を教えるのよ。」

荒井さん「聞かないと分からなかったとか、そういうお食事処もあるじゃないですか。案内所に置いてある飲食店の地図があるんですけど、こんなに食べるところがあったんだ、と驚く人は多いですね。近くから遠くまで色々お店があるんですよね。」

荒井さん「あと、朝に来て、ノープランの方もいらっしゃいますね。そしたら、午前中はここに行って、お昼はここで食べて、その後ここに行ったらどうですかってコースを一緒に考えたりしたりしますね。」

青梅観光案内所に訪れる人数は、多ければ100人、GWは200人以上、青梅大祭になると500人もの人が訪れます。電話で資料の問い合わせもでき、開花状況や現在の状況を問い合わせることもできます。案内をすると、青梅って本当にいいところですね、と言ってくれる人や、引越しをしようと思っているので情報を仕入れにくる人も、外国人の方も含めて年々増えて来ているそうです。

野鳥や自然、文化と歴史と共にある暮らし、人が集う場所、青梅

現青梅合唱連盟の副会長、日本野鳥の会奥多摩支部の事務局長、居酒屋ふくちゃんのママと、みなさんそれぞれアクティブ。それぞれの活動についてお聞きしました。

荒井さん「奥多摩支部の事務局長をやっていますので、野鳥関係なら色々ご案内できます。今の時期なら、最後の冬鳥が見られる時期です。(2月26日現在)3月中旬以降になると夏鳥が来るんですよ。ツバメが帰ってきて街を飛び始めるくらいの頃です。東南アジアのほうから様々な種類の夏鳥たちが渡って来るんです。夏鳥たちは何をしに来るかって言うと、日本に繁殖しに来てるんですね。繁殖し終わって、そして秋になったらまた東南アジアに旅をする。渡り鳥が、この辺は多いです。」

ふと自然にみる鳥がどこから来てどこへ行くのか、鳥さんたちの旅路に思いを馳せると、また違った風景が見えてきそうです。

荒井さん「青梅の好きなところは、私はお寺と史跡が好きなので、そういったところがとても充実しているところかな。お寺の数もとても多いですし、永山丘陵を歩くとお城の跡とか、史跡がたくさんありますし。御岳山は文化財の宝庫で、宝物殿などもすごく見応えがあります。あと石仏も色々あるんです。御嶽神社の中にも、いろんなお犬様がいたり、ちょっとイノシシみたいな形をしたものがあったりしてとても楽しいので、石仏見学とかもいいんじゃないかと思ってます。野仏っていうのがあって、青梅中に広がっています。そして、もちろん野鳥が多い所が好きです。」

永山丘陵、御嶽山、釜の淵公園など標高が違うので異なる植生や生態が見られるのだとか。ぜひ季節ごとに青梅の自然の見どころ、そして鳥のこと、おすすめ山登りコースなど、相談してみてください。今まで気づかなかった青梅の景色が見つけられそうです。

笹本さんは、案内所が男性陣から女性スタッフに変わった6年前から勤める、市政20周年時の元ミス青梅。青梅合唱連盟の副会長を務められ、コーラスのピアノ伴奏もされてます。半径500m以内で生まれ育ち、今もその圏内に住んでいて、案内所も散歩として毎日寄っていくのだとか。

笹本さん「案内所の徒歩5分圏内で生まれ育ち、今もその圏内に住んでいて、妹も近くに住んでいて、もうここに根付いてるわよ。お祭りとかもそうね、昔から大好き。青梅駅前の山車の競りとか、もうすごいんだから。花火も、一回行くとやみつきになるわよ。絶対間違いない。チケットは、すぐに売り切れちゃうので販売当日に買うのがお勧め。指定席だから安心して見れて、すごくいいです。」

笹本さん「青梅市役所で梅の開花状況の電話番をしたのが観光に関わるきっかけで、それ以来観光にふれてるけど、やっぱり生まれ育ってるから、あまり観光地としては見ていないのよね。だから飲食店とか、どこで何を買えばいいか、っていう暮らしの情報はよく知っています。この曜日なら何が空いてる、とかね。観光地として巡るっていうよりも、私にとっては住む場所だから。」

でも、だからこそ、青梅のお店や生活情報のことはよく知っていて、この地域のお店の情報には詳しいとお話されます。交通機関に関しても詳しく、色々教えてもらえます。青梅市街地で生まれ育った笹本さんだからある視点で教えて頂ける青梅大祭の見どころ、花火大会、街のことについてぜひ聞いてみてください。

居酒屋ふくちゃんのママさんで料理もされる福元さんは、子育てのために中野区から引っ越してきて27年。

福元さん「私は子育てのために子供が小さいときに中野区から青梅市に来ました。中央線、あの昔のオレンジの電車が好きで、青梅駅から徒歩圏内に一軒家を買ったんです。青梅は人がいいっていうかうちの町内では子供会をずっと一緒にやってて、今でも仲がいいですね。だからうちのお店も、町内の溜まり場って感じかな。お店は、定食屋さんが辞めるって聞いて、勿体無いしシャッター街になるのでは、と思って始めちゃったの。」

笹本さん「ふくちゃんはね、料理も上手なのよ。居酒屋は、福ちゃんが料理も作って全部やってるんだから。すごく美味しいの。」

福元さん「人と接するのが元々好きだったから、それで少しは地域のことも知ってたけど、ガイドをやる事もあって、勉強して色々なことがわかるようになってくると、さらに、青梅はおもしろいなぁって思って、それをどう伝えたらいいのかな、何かできないかなっていつも考えてるんです。」

福元さん「青梅で驚いたのは、由緒ある立派なお寺が多くて、室町時代のお寺も多い事です。敷地も広く建物も大きくて立派で、素敵。最近のご朱印ブームもあるし、この青梅のお寺の良さを伝えたいですね。お花だったらしょうぶ園とか、塩船観音寺のツツジとかは絶対いいですよ。季節に合わせて楽しめるし、御岳渓谷もいいですね。御岳山のロックガーデンとかも、良いですよ。」

青梅の良さを伝えたいと、色々工夫をしているそう。たとえば、おすすめの場所の写真を地図に貼って、位置関係がわかるようにする等。地図は案内所を入ってすぐの見える場所にあります。

多くの人に青梅の良さを伝えたいとそれぞれの視点から見る青梅は初めて来る人にも、住んでいる人にも知らなかった青梅を見つけるきっかけになりそうです。

案内所に届く、「ありがとう」の言葉たち

観光案内所でのやりがいを聞いてみると、「利用者さんの御礼の言葉」と皆さん共通の答えが返ってきました。

笹本さん「帰りに、『よかったわよ。』って言ってもらえるのは、やっぱりやってて良かったなって思うし楽しいし、喜んでもらえたら嬉しいですよ。」

案内所に立ち寄って丁寧に案内してもらってとても助かった、嬉しかったという利用者の方々の御礼の言葉が並んだ手紙を見せてくれました。

電話で資料を問い合わせし、資料やおすすめコースを受け取った方からの「お陰様で楽しい青梅の一日観光の計画が立てられそうです。本当にありがとうございました。」という御礼のファックス。

荒井さん「お話して感謝されるって言うのが一番嬉しいですね。自分の勉強にもなりますしね。人にお話しなくちゃいけないと、知らなかったなということを調べたり、私はほら、自然系なので、街のこととか、全く知らなかったんですよ。ここに来て勉強しましたね。野鳥の観察会もしてるから、そういうのにも役立つし、そして感謝されたら嬉しいなって。」

福元さん「やりがいっていうのは、青梅をもっとみんなにアピールしたいってことと、人と接するのが好きなので、楽しいです。そしてこうやってお礼状とかもらうと嬉しいですよね。
あと、ちょっとわかりづらいところにあるお店の方に、『紹介してくれてありがとうね』と言われたりもしますね。どこかを贔屓するんじゃなくて、お客さんの希望や気分を聞いてそれにあうお店を紹介してます。でも私たちは褒められて嬉しいっていうよりも、少しでも地域が活性化するといいなと思ってます。」

福元さん「青梅に良い印象を持ってもらいたいと思いながら私たちも頑張ろうといつも思ってます。感じがいいように常にきれいにしてますし、情報がわかりやすいように整理したりしています。」

笹本さん「案内所の改装の時には、私たちが、お客様の為だから絶対自動ドアにしてくださいって、お願いしました。そしてこのコンクリートの階段、灰色で段差がすごく見えづらく、危ないから私たちが黄色のすべり止めテープを貼ったんです。」

日々工夫を重ねてるのよ、と楽しそうに笑い合う3人の姿が印象的でした。

ここで垣間見える青梅は、自然を楽しむ青梅、史跡や歴史を楽しむ青梅、美味しいご飯や、人とのつながりの温かい時間を楽しむ青梅。

そしてその青梅を支え、守り、伝える「人」の魅力。
その「人」の発信はここから始まり、さらなる人へ、繋がっていく。

そんな温かな発信地である、この青梅観光案内所。
知識豊富で明るく素敵なお姉さんたちに出会いに、どうぞ青梅駅で降りて、お話に来てください。

青梅に住むということ、人との繋がりということ、ここにある豊かな自然と流れる時間を感じていただけるきっかけがあるかもしれません。

Information

青梅観光案内所では、「美味しいご飯が食べられるところはどこ?」から、「今日どこに行ったらいい?」「オススメのハイキングコースは?」という質問へ答えてくれるだけでなく、電話での資料の問い合わせにも対応してくれます。青梅に行く前にもっと知りたい人はお問い合わせください。

多言語対応のデジタルサイネージ「東京観光インフォメーション」もご利用頂けます。お気軽にお立ち寄り下さい。

通常は一人体制なので、どなたがいるかはお楽しみ。個性豊かな皆さん、それぞれの青梅を聞くことで、住んでいる人も、初めての人も、青梅によく来ている方も、きっと新たな発見があるはず。青梅にどうぞお越しください。

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