日本一の梅の里 吉野梅郷 梅まつり
     日本経済新聞2009年2月14日号『おすすめの梅の名所ランキング』で全国の梅の名所約90ヶ所の中から第一位を獲得いたしました。
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まめ知識
青梅市の「市の花」“うめ”
 青梅市では、昭和51年11月1日、市制施行25周年を記念して、「市の花」として“うめ”が制定されました。

全国的に見ても、それぞれの市区町村のシンボルの花や木として、“うめ”を掲げている自治体はたくさんあります。

日本には、現在(平成22年1月時点)、およそ1800の市区町村がありますが、そのうち、およそ70の市区町村が“うめ”をシンボルの花や木として制定しています。

もっとも北では北海道の豊浦町、また、南は九州の鹿児島県の日置市です。
一般的に梅の開花条件としては、気温7℃以下が1000時間以上必要とされており、沖縄県では、ほとんど見ることができません。

最も南に位置する鹿児島県の日置市に尋ねたところ、うめを市の花とした理由について、次のようなご回答をいただきました。

「梅の花は、酷暑や厳寒に耐え、百花に先駆けて「凛」として美しい花を咲かせ、市内各所に植えられ親しみがあり心を和ませる花である。梅は、蘭・菊・竹と並び四君子の一つとして、気品と気高さを象徴し、古くから教育や文人精神を表した植物とされ、また市内においても歴史的なつながりも深く、花を楽しんだ後には、果実も収穫でき、その実は健康にも良いとされ、これからも広く日置市民に親しまれる花である。」(日置市総務課のご担当者様、ご回答ありがとうございました。)

ちなみに、青梅市の「市の鳥」は、“うぐいす”で、昭和41年11月1日、市制施行15周年を記念して制定されています。 “うめ”に“うぐいす”風情があってぴったりですが、“うぐいす”の方が10年も前に制定されていたのです・・・。
開花状況ごとの梅の楽しみ方

江戸時代以前から楽しまれていた梅は、花の咲き具合に合わせた楽しみ方があります。
楽しみ方にも言葉ができてしまうくらいですから、当時の梅の人気ぶりがうかがえますね。

探梅(たんばい)  咲き始めの時期、ちらほら咲いている梅の花を探しながら観賞することを言います。
賞梅(しょうばい)  見頃の時期、いっせいに咲き誇った梅の花を観賞します。
送梅(そうばい)  咲き終わりの時期、散り行く梅の花を名残り惜しみながら観賞します。
紅梅の見分け方

みなさんは、紅梅の見分け方を御存知ですか?

こう書くと、「馬鹿にするな! そんなの紅色の花が咲くのが紅梅だろう」という声が聞こえてきそうです。私もそう思っていました。

実は、花の色で区別するのでは無いのです! なんと枝(幹)の断面の色で区別するのです。もちろん、枝を切ってみなければわかりません。

白い花が咲いても、枝の断面が紅色なら紅梅です。その逆に、紅色の花が咲いても、枝の断面が紅色でないと紅梅ではありません。

でも、見分けたいからといって、枝を切ったりしないで下さいね。

※ 時間が経過した切り口の場合は、見分けが難しくなることがあります。

枝の断面
全国梅サミット

「全国梅サミット」というのがあります。

これは、「梅」を共通の資源とする加盟市町村相互の情報交換や、人的交流等を行うことにより、梅を生かした観光文化の振興と梅関連産業の発展を図り、地域振興に寄与することを目的とし、平成7年に静岡県熱海市の呼びかけにより発足しました。

平成19年2月現在の加盟市町村は10市3町で、梅林名は下記の通りです。梅の名所がこんなにたくさんあるとは思いませんでした。

当HP担当としては当然のことながら、都心から近く、起伏に富んだ地形で梅を上や下から眺められる「吉野梅郷」が一番だと思っています。 
(※ どこも私と同じで「うちが一番」と思っているのでしょうね...)

図 全国梅サミット協議会 加盟市町
市町村 梅林名
1  茨城県水戸市  水戸偕楽園
2  群馬県安中市  秋間梅林
3  埼玉県越生町  越生梅林
4  東京都青梅市  吉野梅郷
5  神奈川県小田原市  曽我梅林
6  神奈川県湯河原町  湯河原梅林
7  静岡県熱海市  熱海梅園
8  愛知県知多市  佐布里池梅林
9  奈良県奈良市  月ヶ瀬梅渓
10  和歌山県みなべ町  南部梅林、岩代大梅林
11  福岡県太宰府市  大宰府天満宮
「青梅」の地名の由来となった“将門伝説” 〜金剛寺のあおうめ青梅〜
春の金剛寺

平将門は、中央の朝廷にとっては反逆者ですが、関東地方の人びとにとっては英雄で各地に伝説がたくさんあります。

青梅や奥多摩にもいくつか伝えられていますが、もっとも有名なものに金剛寺の「あおうめ青梅」伝説があります。

市内天ケ瀬町の金剛寺に、夏を過ぎても青い梅がなっている梅の老木があります。

『新編武蔵風土記稿』によると「これは承平年間(931~938)、将門がみずから植えた梅で、古くから『誓いの梅』といわれている」と書かれています。

青い梅の実
2008.8.18撮影

戦に破れて青梅に逃れた将門が、一枝の梅をさして「私の願いが成就するのならば芽をふけ だめになるのなら枯れよ」と誓ったところ、梅は年ごとに繁茂し、その枝に実を結び、成熟しても常に青々として落ちない。世の人は不思議に思って、この地を青梅と呼ぶようになった − という由来があります。

なお、これは植物学上「稚態保留」という現象で、まれにあるものだそうです。

「青梅歴史物語」「青梅市史(上巻)」より

まめ知識は、順次追加していきます。ご期待ください。
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